脳卒中・循環器病対策基本法に基づく取組として、「脳卒中・心臓病等総合支援センターモデル事業」が始まるなど、今後の進展が大きく期待されます。
関連して、家族性高コレステロール血症(FH)は、常染色体優性疾患遺伝の疾患で、発症している子ども親のどちらか片親が必ず同じ疾患であり、頻度も300人に1人と高いものです。心筋梗塞のリスクが10倍以上と非常に高い疾患である家族性高コレステロール血症(FH)は、若年の突然死の原因としても知られています。
香川県で実施している小学校4年生を対象とした学校健康診断での採血(任意)を全国に広めることについて、後藤茂之厚生労働大臣、末松信介文部科学大臣に伺いました。
後藤茂之厚生労働大臣からは、協議会で議論し、脳卒中・循環器病対策のさらなる充実に取り組んでいくと決意をお示しいただきました。末松信介文部科学大臣からは、現在の学校健診の枠組みは、学校生活を送るうえで支障があるかどうかのスクリーニングであることから、採血を実施するには慎重な検討が必要とのご答弁を頂きました。
私からは、学校生活だけにとどまらず、総合的に子どもの健康を診ていくことが重要であると強く申し上げて、質問を終えました。