本勉強会は2月2日の設立以来、週1回以上のペースで計8回の勉強会を開催し、4月1日朝には取りまとめた提言を菅義偉内閣総理大臣に申入れました。申入れの際には第88回自由民主党大会での総裁としての演説の抜粋「また、私自身なんとしても進めたいのが未来を担う子供たちのための政策です。これはまさに政治の役割だと思っています。子供が生まれ、育ち、学んでいく。その1つ1つに光を当てて前に進めていきます。」とともに強い決意を示されました。
また、4月5日の参議院決算委員会で質問に立った際、改めて菅総理大臣に「こども庁」創設に向けた決意を伺いました。菅総理大臣からは、国の宝である子ども達の政策を進めていくことは政治の役割であるとの認識を再度お示し頂き、「行政の縦割りを打破し、組織の在り方をもう一度抜本的に考えることが必要」、「まずは党内において、日本の未来という視点からさらに検討を進めて頂きたい」とした上で、本件を「極めて重く受け止めている。しっかり対応して参りたい」と大変力強い答弁を頂きました。
4月6日に行われた第9回勉強会ではそのご報告と、国立成育医療センター理事長の五十嵐隆先生をお迎えして「こども庁創設に向けての期待」と題しご講演いただきました。子どもを身体・心理・社会と多角的にとらえることの必要性を改めて認識し、行政の縦割りによる分断をなくし包括的に子どもを支援するChildren Firstの行政を目指すという決意を新たに致しました。
国立成育医療センター理事長 五十嵐隆先生