2022年12月10日に閉会した第210回臨時国会では、感染症法改正など重要法案が成立し、新型コロナウイルス感染症対応や医療DX、介護分野、加えて送迎バスでの園児置き去り防止を含む、こどもの安全対策、出産・子育て応援交付金なども盛り込んだ補正予算も成立しました。
また、昨日了承された令和5年度税制改正大綱に約1000億円を要する、妊娠時から出産・子育てまで一貫した伴走型相談支援と妊娠・出産時の10万円 の経済的支援を一体的に行う「出産・子育て応援交付金」の安定財源も検討事項として書き込むことが実現しました。2024年の医療、介護、障害福祉のトリプル改定への財源確保に向けて必要な環境整備の一つになりました。
現在、毎年薬価改定の影響によるドラッグラグ・ロスが国民医療において大きな問題になっています。また、ジェネリック医薬品の欠品や品質など安定供給の課題も深刻な状態です。自民党創薬力の強化育成に関するPT提言に則り、必要な財源確保について働きかけをしています。
今年も残りわずかとなりましたが、予算や税制など地域の医療、介護、福祉を守るため最後まで全力で駆け抜けます。引き続きご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
自見はなこ