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2023年10月5日 ウポポイ視察


 アイヌ施策担当大臣としてウポポイを訪ねました。先に小高い丘にある慰霊施設を訪ね献花させていただき、北海道アイヌ協会三役と加藤前理事長から歴史や現状の課題をお伺いし、今までの労苦や貧窮に想いをいたしました。

 その後にウポポイの中核区域にある体験交流ホールでアイヌ舞踊を拝見し、国立アイヌ民族博物館を視察し、アイヌ民族文化財団や学芸員の皆さまと意見交換をいたしました。管理等を行なっている公益財団法人アイヌ民族文化財団(常本照樹理事長)は、アイヌ施策推進法に基づく国交省と文科省からの指定法人です。

 ウポポイは、ポロト湖の麓の息を呑む雄大で、美しい風景の中にあり、国立アイヌ民族博物館の常設展では、学芸員の方々の素晴らしい働きで、アイヌの文化のみならず幅広く交易を和人と行っていたことも知ることができました。木彫りや織物の美しさには魅入りました。 特別展「考古学と歴史学からみるアイヌ史展 ― 19世紀までの軌跡 ―」では、北九州市立自然史・歴史博物館や九州国立博物館からの展示品もありました。

 ウポポイには、修学旅行の学生さんも沢山来場され、賑わっていました。関係の皆様のおかげで、アイヌ文化やアイヌ語に触れ、アイヌ民族が、山や川や海などの自然と一体的に過ごしてきたことも直に学ぶことができました。

 新千歳空港から車で50分で、最寄駅から徒歩10分です。ポロト湖の湖畔にはリゾートホテルもあり、登別温泉も近くです。最近までは、夜のウポポイと題して、アイヌの物語などを映像、光、音などを使い大好評だったとのこと。 秋から冬には、紅葉や雪で一段と違った魅力も感じていただけると思いました。

 開設後にコロナ禍に見舞われましたが、これからより多くの方々にウポポイの魅力を体験していただけたらと思いました。是非、皆様もお越し下さい。


<内閣府公式HPの記事はこちらから>





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