令和6年7月29日(月)、内閣府特命担当大臣として、株式会社 明治の松田克也社長と意見交換を行いました。
令和5年度「めざせ!食品ロス・ゼロ」川柳コンテストの受賞作品を使った普及啓発の協力について、「消費者志向自主宣言」企業にお願いしたところ、株式会社 明治においては3年連続で、10月の食品ロス削減月間に合わせ、様々な商品のパッケージに受賞3作品を掲載していただけることとなりました。
懇談の中で「私たちにとって非常になじみのある商品に、約1万9千件の中から厳選された川柳作品をパッケージに記載していただくことに心から感謝申し上げます。子どもたちから高齢の方まで、幅広い年代の消費者の方々の行動変容に大きく寄与するものと考えています。政府では、「食の環(わ)」ロゴマークについて発表したところ、「食の環(わ)」ロゴマークを食品ロス削減に関する各種情報媒体や、商品パッケージ等に御活用いただくことが出来れば、大変ありがたく思います。」と述べました。
松田克也社長からは、「我々は、サステナブルな社会の実現というビジョンのもと、食品ロス削減・食品寄附などの社会課題を解決するのは事業者の責任と考え、一貫してこれまで取組んできました。パッケージの作品を目にすることによって、消費者ひとりひとりが食品ロス削減を自分事として感じていただければと思います。そして、この活動をきっかけとして、食品ロス削減、サステナブルな社会を創っていこうという機運の醸成に貢献できればと考えています。」と述べられました。
また、松田克也社長から一般社団法人日本乳業協会会長としてのお立場で、「牛乳等の食品ロス削減に向けた商習慣見直しに関する取組についての御報告」がありました。
松田克也会長は、「乳業メーカーにおいては賞味期限延長の取組など努力を重ねてきました。我々は、この7月1日より『納品期限の緩和』、『リードタイムの確保』、『発注の適正化』といった商習慣の見直しについて流通各社にご協力のお願いを始めました。これらの取組を通じて、食品ロス削減に取組むとともに、持続可能な社会の実現に向けて社会的問題の解決に貢献してまいります。」と述べられました。
これを受けて、「私たちも歩みを共に進めてまいりたいと思います。ぜひ持続可能な食産業の課題解決に向け、食品ロス削減を進めてまいりましょう。」と述べました。
松田克也社長と懇談
松田克也日本乳業協会会長から報告書の手交
令和5年度「めざせ!食品ロス・ゼロ」川柳コンテスト受賞作品の商品掲載例
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