昨年9月に40歳の若さでお亡くなりになった自民党青年局・女性局の仲間である宮川典子先生が力を尽くしていらっしゃった政策の一つが「女性の健康」です。
宮川先生の訃報を受けた翌日、大臣政務官に任命された私たち「同期政務官」は、宮川先生のご遺志を継ぎ、乳がんや子宮頸がんなど女性特有の病気の早期発見や、治療と仕事の両立支援をより一層充実させていかなければならないという想いのもと、まずはそれぞれの省庁で働く女性の健康などについて省庁横断的に取り組めることがないか模索するため、昨年12月にアンケート調査を実施し、本年4月に報告書を取りまとめました。
この報告書を受けて、7月21日決定の「第5次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方(骨子案)」の「国家公務員に関する取組」の章に、「各府省等が実施する子宮頸がん検診・乳がん検診について、女性職員が受診しやすい環境整備を行う」という項目を盛り込んでいただくことができました。
本プロジェクトの取り組みが、わが国で働くすべての女性の健康確保に結び付くよう、宮川先生のご遺志を継いで頑張ってまいります。
【参考資料】